絶品! 日本産さつまいもをNYへ 甘さの秘密と輸出への挑戦

2024年12月05日

米国ニューヨークで開催された2024 JAPAN Fes。日本産さつまいもを使ったパフェが大人気だ。一方で、日本のさつまいもの輸出は、ほとんどがアジア向けで、植物防疫法により生のさつまいもを輸出できない米国向けは、ほんのわずか。このハードルを乗り越え、米国においしい日本産さつまいもを広めようと奮闘する日本の企業を追った。

(10分26秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: 明るい日ざしが降り注ぐ屋外。屋根と柱だけのテントの中で、青いキャップをかぶった女性スタッフがワッフルコーンのアイスクリームに紫色のスパゲッティーのようなペーストをトッピングしている。 モンブランケーキ用のクリーム絞り器を使い、紫のペーストを盛りつけている手元のアップ。

テロップ: 米国 ニューヨーク

ナレーション: コーンの上にたっぷり注がれている、紫色のモンブランのようなペースト。

映像説明: 屋根と柱だけのテントの前で、白いTシャツを着た青年と丸刈りでメガネをかけた年配の男性が、紫のトッピングがあるアイスクリームを分け合って食べている。

白いTシャツを着た青年・英語: とてもおいしい。

丸刈りでメガネをかけた年配の男性・英語: おいしくて、やわらかい。

映像説明: テントの前で、サングラスをかけた短髪の男性が紫のトッピングがあるアイスクリームを片手にコメントする。

サングラスをかけた短髪の男性・英語: もう1つ食べたい。

映像説明: 明るい日ざしが降り注ぐビルの谷間の路上。店舗のテントが軒を連ね、大勢の人でにぎわっている。日本語の看板を出したテントや、「ラーメン」と書かれた赤ちょうちんをつり下げているテント、お好み焼きや焼き鳥を実演販売しているテントもある。

テロップ: 2024 JAPAN Fes New York(ジャパンフェス ニューヨーク)

ナレーション: ニューヨークで行われた、西洋と和が融合した日本食(にほんしょく)のお祭り、「ジャパンフェス」。

映像説明: 白髪交じりのあごひげを生やした男性が、黄色(きいろ)と紫の看板を出したテントの前で、紫のトッピングがあるアイスクリームを食べている。 ワッフルコーンのアイスクリームの上に絞り器で紫のペーストをトッピングしているスタッフの手元。

テロップ: 日本産(にほんさん)さつまいも

ナレーション: 人々が絶賛しているのは、実は、日本産(にほんさん)のさつまいも!

映像説明: 白を基調にしたモダンな雰囲気の室内。モノトーンの服でドレスアップした人々が数人ずつ集まって談笑している。

テロップ: 575 Club(ファイブ セブンティーファイブ クラブ)

ナレーション: ニューヨーカーたちの集うパーティーでも…。

映像説明: 黒いヘビ皮柄のジャケットを着た男性が、上面が紫色の猫の顔の形のケーキと1口大の紫色のケーキが載ったトレーをこちらへ見せる。映像が静止画になり、ケーキにズームアップする。

テロップ: さつまいものチーズケーキ

ナレーション: お客に出されたのは、さつまいもを原料としたスイーツ!

映像説明: こげ茶色(こげちゃいろ)のジャケットを着た男性が、ケーキをほおばってコメントしたあと、笑顔で親指を立てる。

こげ茶色(こげちゃいろ)のジャケットを着た男性・英語: これは、おいしい。

映像説明: 白いクリームと茶色のペーストでデコレーションしたシンプルなホールケーキに、こんがりと表面を焼いたさつまいもをトッピングする手元。

ナレーション: さらに、さつまいもをそのままトッピングしたケーキも。

映像説明: 木目調のテーブルの上に置かれたアルミホイルに包まれた3本の焼き芋。1本は半分に割られていて黄色い断面が見えている。

ナレーション: 今、ニューヨークで人気急上昇中の日本のさつまいも。

映像説明: オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナや出荷用の段ボール箱が大量に積まれた作業場。グレーのTシャツを着た男性スタッフが、皮が濃い赤紫色をしたさつまいもを持っている。 根の付いたさつまいもが入ったオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナが、たくさん並んでいる。

テロップ: 絶品! 日本産(にほんさん)さつまいもをNY(ニューヨーク)へ 甘さの秘密と輸出への挑戦

ナレーション: そこには、さつまいもをアメリカに広めようとする日本企業(にほんきぎょう)の奮闘があった!

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。各国のさまざまな人々の笑顔や、農作物(のうさくぶつ)を収穫している様子、ガントリークレーンが並んでいる港、緑色(みどりいろ)の仏像、小型飛行機や新幹線、バイクなどの乗り物や生き物など、世界中のいろいろな写真が現れて白い画面を埋めていく。連なった写真に重なるように世界地図のCGが浮かび上がり、中央に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: 中層や高層のビルが建ち並ぶビジネス街の一角。路面店が軒を連ねる歩道には観光客などが行き交い、交通量の少ない道路をデリバリーの自転車が次々と通り過ぎていく。

テロップ: 米国 ニューヨーク

映像説明: 白い建物の1階にあるカフェの出入り口。ショーウインドーにはポップ調のイラストで、紫のトッピングが山盛りになったカップとさつまいもが描かれている。

テロップ: Hello,yam!(ハローヤム!)

ナレーション: マンハッタンのイースト・ビレッジにある「ハローヤム」は、ニューヨークで初となる、日本産(にほんさん)さつまいもスイーツの専門店だ。

映像説明: 白い壁の店内。メッシュが入った黒髪をポニーテールにした日本人女性(にほんじんじょせい)が、カウンターに設置された絞り器の口をペーパータオルで丁寧に拭いている。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): NY(ニューヨーク)発! 日本産(にほんさん)さつまいもスイーツ店 米国産との違いは「強い甘み」

テロップ: Hello,yam! オーナー 片岡 瑛美(かたおか えみ) さん

ナレーション: ニューヨーク在住の片岡さんが、1年前に開いたお店だ。

映像説明: レジカウンターで、片岡さんがインタビューに答える。 片岡さんが調理器具や食材が並ぶキッチンで調理をしている。 プラスチックカップに入ったアイスクリームの上に、絞り器で薄黄色(うすきいろ)のさつまいもペーストをトッピングしている手元。

テロップ: Hello,yam! オーナー 片岡 瑛美 さん

片岡オーナー: 私自身が、さつまいもが大好きっていうのと、ま、あとは、自分が「おいしい」と、 もう、100%、120%、自信を持って出せるものっていうところで、そこには手応えは感じてます。

映像説明: プラスチックカップにコーンフレークとアイスクリームなどを盛りつけ、さつまいものペーストをトッピングした、2種類のパフェ。画面の左側のパフェには薄黄色(うすきいろ)、右側のパフェには鮮やかな紫のペーストがトッピングされている。

テロップ: Yellow(紅はるか(べにはるか)) 16ドル(約2,400円) Purple(アヤムラサキ) 16ドル(約2,400円)

ナレーション: なかでも自信作は、黄色(きいろ)の「紅はるか」と紫の「アヤムラサキ」を使ったパフェ。

映像説明: ジャパンフェス会場。黒のキャップをかぶりメガネをかけた男性が紫のアヤムラサキのトッピングがあるアイスクリームをスプーンで口へ運んだあと、インタビューに答える。

ナレーション: その味の特徴は?

黒のキャップをかぶりメガネをかけた男性・英語: 甘くて、バニラアイスとすごく合っている。 とにかく甘くて、あんこのようなものを連想させるよ。

映像説明: ハローヤム!のテント。青いキャップをかぶった女性スタッフが、男性客に紫のアヤムラサキのトッピングがあるアイスクリームを手渡す。

テロップ: 強い“甘み”

ナレーション: ハローヤム!のさつまいもの特徴は強い「甘み」。

映像説明: サンドイッチの脇に、オレンジ色(いろ)をしたスティック状のポテトが盛り合わされている写真。

テロップ: スイートポテトフライ

ナレーション: アメリカでもさつまいもは食べられているが、料理の付け合わせや

映像説明: きつね色(いろ)をしたフィリングのさつまいものパイが、1カット、皿に載っている写真。

テロップ: スイートポテトパイ

ナレーション: スイートポテトパイ、

映像説明: デザインの異なるさつまいもチップスのパッケージ袋が2つ並ぶ前に、波型切りのチップスを数枚載せた皿が置かれている。 きつね色(いろ)をした波型切りのチップスのアップ。

テロップ: スイートポテトチップス

ナレーション: スイートポテトチップスなど。しかし、日本と比べて甘みも少なく、流通も限定的だ。

映像説明: ジャパンフェス会場。ハローヤム!のテントで、片岡オーナーがワッフルコーンのアイスクリームの上に絞り器で紅はるかのペーストをトッピングしている。

ナレーション: 日本のさつまいもは甘みが強い。そんなさつまいもの中から選りすぐった紅はるかをふんだんに使ったハローヤム!は…。

映像説明: ウェブサイトのスクリーンショット。プラスチックカップに紫のアヤムラサキのトッピングを山盛りにしたさつまいもパフェの写真に重ねて、「Hello Yam!」の店名と、5点中4.1点を示す星のマークが載っている。「4.1」の数字が赤い枠線で囲まれる。

テロップ: Yelp(イェルプ)のウェブサイトより

ナレーション: 世界最大のローカルビジネス口コミサイトでも高評価を獲得している。

映像説明: 間口の広い門の奥に柱と屋根だけで出来た建物が見える。画面左下の四角い枠に九州南部の地図が表示される。宮崎県と隣接する鹿児島県が緑色(みどりいろ)で塗られ、県の北西に位置する阿久根市が赤い星印で示されている。 門柱に設置された社名のプレート。黒地にベージュの筆文字で「株式会社 海連(かいれん)」と書かれている。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): 日本産(にほんさん)さつまいもをNY(ニューヨーク)へ 甘さの秘密は堆肥と熟成

ナレーション: この甘いさつまいもを作っているのは、鹿児島県にある「海連(かいれん)」。

映像説明: 山あいの草原(くさはら)。セミロングヘアーの日本人女性(にほんじんじょせい)が、草を分けながら、どんどん草むらの中に入っていく。

ナレーション: 育てている畑を見せてもらった。

映像説明: セミロングヘアーの日本人女性(にほんじんじょせい)が、ひざ丈ほどの草むらを手で示しながら説明する。女性が示す辺りに近づくと、イネ系の雑草のあいだに、手のひらサイズのハート形の葉が群生しているのが分かる。葉には虫食いの跡が点々と残っている。

テロップ: 海連(かいれん) 永井 幸枝(ながい さちえ) 社長

永井社長: この…こっちのほうですね、芋ね。 んー、薬かけてないから、虫ちゃんも、たぶん、おいしくて食べに来るんだろうね。

映像説明: 広い草原(くさはら)全体を見渡す。手前に、赤字に白の文字で「株式会社 海連(かいれん)」と書かれたプラカードが立っている。 皮が濃い赤紫色をした細長い形のさつまいもが十数本、オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナに入っている写真。(写真提供:海連(かいれん))

テロップ: 紅はるか 2010年に品種登録 しっとりとした肉質で糖度が高い

ナレーション: 育てているのは2010年に登録された新しい品種、紅はるか。肉質がしっとりとしていて、糖度が高いのが特徴だ。

映像説明: 草原(くさはら)と隣接する畑。黒のビニールを張った長い畝が何本も平行に並んでいる。 柱と屋根だけで出来た「堆肥舎(たいひしゃ)」。内部は、等間隔の仕切り壁で10区画ほどに分けられ、それぞれの区画に黒い粘土状のものが大量にためられている。 黒い粘土状のものには、細かな植物の根が混ざっている。

テロップ: 海連(かいれん) 鶏の糞(ふん)を堆肥に使用

ナレーション: おいしいさつまいもを育てるのに最も大切なのが、栄養豊富な土(つち)。海連(かいれん)では、鶏の糞(ふん)を堆肥に使用している。

映像説明: 永井社長がメガネをかけた女性を別の堆肥舎へ案内している。こちらの堆肥舎には、堆肥が入った巨大な袋が積み上げられ、ブルーシートがかぶせられている。

ナレーション: 視察に訪れた人は…。

永井社長: どう? 臭くないでしょう?

メガネをかけた女性: アンモニア臭はしないですね。

映像説明: 黒い粘土状の堆肥が大量にためられている堆肥舎。 メガネをかけた女性が堆肥の山のふもとにしゃがみ、手で触れて確かめている。

ナレーション: それどころか…。

メガネをかけた女性: いや、むちゃくちゃ甘い香りですね。

映像説明: 大量に貯蔵されている黒い粘土状の堆肥が映し出される。

ナレーション: 実は、この甘い香りも、おいしさの秘密。

映像説明: 水分が飛んで、黒っぽい粒状(つぶじょう)になった堆肥。

テロップ: 海連(かいれん)の堆肥 切り落としたさつまいもを発酵させ 土(つち)に混ぜ込んでいる

ナレーション: 加工する過程で切り落としたさつまいもを発酵させ、堆肥として土(つち)に混ぜ込んでいるのだ。

映像説明: 堆肥舎。黒い砂のように見える状態の堆肥の前で、永井社長がインタビューに答える。

テロップ: 海連(かいれん) 永井 幸枝(ながい さちえ) 社長

永井社長: しっかりした土(つち)で育ったお芋さんと、もう、いい加減、何でも(なんでも)、気にかけなくていいからっていうやつで育ったお芋さんとは、 (おいしさが)違ってくると思います。子育てと一緒で。

映像説明: オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナに入ったさつまいもの写真。掘り上げたばかりで、長い根があり、表面の土(つち)が乾いて白っぽく見える。(写真提供:海連(かいれん))

テロップ: 海連(かいれん)のさつまいも 高温多湿の倉庫で 3日間程度保存することで痛みにくくなる

ナレーション: 収穫後に高温多湿の倉庫で3日間程度保存することで、傷みにくくなる。

映像説明: オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナに入ったさつまいもの別の写真。表面の土(つち)が乾いて白っぽく見えていて、根は適度に切られている、。

テロップ: 熟成

ナレーション: その後、低温で長期熟成させる。

映像説明: 平らな竹ざるに盛られた、6本のさつまいもの静止画。根は切られ、泥も洗い落とされている。

テロップ: 海連(かいれん) 永井 幸枝(ながい さちえ) 社長

永井社長(声のみ): しっかりと、あの、「旨み」と「甘さ」が出るのが100日ぐらいかなあ。

映像説明: さつまいもの処理工程の写真が次々に映る。 さつまいもをオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナごと水(みず)につけ、軍手をはめた手で洗っている。 丸のままで焼き上がった大量のさつまいも。 灰色の壁の倉庫のような場所。オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナが大量に積み上がっている。

テロップ: 海連(かいれん)のさつまいも 熟成したあと丁寧に洗い 特殊な機械で焼き上げて冷凍庫に保存

ナレーション: 100日間程度熟成し、甘くなったさつまいもは、皮がむけないように1つ1つ丁寧に洗い、特殊な機械で焼き上げたうえで、冷凍庫に保存。

映像説明: 冷凍された焼き芋が4個、皿に載っている。奥にはビニール袋に入った状態の冷凍焼き芋が見えている。 皿に載った冷凍焼き芋のアップ。しわができ、ところどころに霜が付いている。

ナレーション: 完成した「冷凍焼き芋」が、こちら。コストと手間をかけ、こうした加工を行うには、理由があった。

映像説明: レンガ調の外壁の高層の建物があり、前の通りをバスが行き交っている町並み。道路の上に架かる緑色(みどりいろ)の案内標識に、白抜きの英文字で「Broadway」と書かれている。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): 「加工したさつまいも」を米国へ スイーツ店にもメリットが!?

テロップ: 米国 植物防疫法の規制で 生のさつまいもの輸入は禁止

ナレーション: 実はアメリカでは、植物防疫法の規制で、生のさつまいもの輸入が禁止されている。

映像説明: 冷凍焼き芋が4個入ったビニール袋が、平らな竹ざるに載っている。

テロップ: 加工した品は輸入可能

ナレーション: ただし、加工されたものに関しては輸入が可能だ。

映像説明: ハローヤム!のカウンター。片岡オーナーが、コーンフレークとアイスクリームが入ったプラスチックカップに、絞り器で紅はるかのペーストをトッピングしている。

ナレーション: その上、加工されたさつまいもは、店舗側にとってもメリットがあった。

映像説明: レジカウンターで、片岡オーナーがインタビューに答える。

テロップ: Hello,yam! オーナー 片岡 瑛美 さん

片岡オーナー: うち(店)でのオペレーションが、本当に簡単になる。 ま、うまくはまったっていうのが、1番、おっきいポイントですね。

映像説明: キッチンスペース。片岡オーナーが、プラスチックの保存容器に入ったクリーム色(いろ)のソースをスプーンですくっている。 茶色い紙皿に載せた焼き芋に蜂蜜とバターをトッピングし、バーナーであぶる様子のアップ。

ナレーション: 熟成し、加工されたさつまいもそのものがおいしいため、お店でいろいろと手を加える必要がない。

映像説明: レジカウンターで片岡オーナーがインタビューに答える。 ジャパンフェス会場の、ハローヤム!のテント。紺色のキャップをかぶった男性客が、ワッフルコーンのアイスクリームをスプーンで食べている。カウンターの中では、片岡オーナーが青いキャップをかぶった女性スタッフと談笑している。 女性スタッフが、ピンクのスウェットシャツを着た女性客に、アヤムラサキのペーストをトッピングしたアイスクリームを手渡す。女性客はワッフルコーンを握り、アヤムラサキのペーストをほおばる。

テロップ: Hello,yam! オーナー 片岡 瑛美 さん

片岡オーナー: ニューヨーカーは、基本、コーヒーを片手に、あの、街を歩くっていうのが、結構、普通というか、あの、デフォルトなんですけど、 それがいずれ、ま、コーヒー持ってる人もいれば、焼き芋かじりながら街を歩いてる人がいるっていうのが、 見れるような光景になるのが、夢です。

映像説明: 青空の下、入り江の向こう側に、頂上付近に雲が浮かぶ山を望む港の風景。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): 日本のさつまいもを世界へ! 加工・冷凍で輸出に工夫

テロップ: 鹿児島市

映像説明: 木目調の壁に両手で焼き芋を2つに割っている写真のポスターが貼られた部屋。前方にある壁掛けモニターにはプレゼンテーション資料が投影され、十数人の日本人(にほんじん)が長机(ながづくえ)を囲んでいる。ロングヘアーの女性、メガネをかけた女性、黄色(きいろ)のTシャツを着た男性、短髪で口元にひげを生やした男性、紺色のカーディガンを着た女性などがいる。

テロップ: さつまいもの輸出を促進するコンソーシアム

ナレーション: こうした日本のさつまいもを「もっと世界へ」という目的で、2023年6月に鹿児島県に発足したのが、「さつまいもの輸出を促進するコンソーシアム」だ。

映像説明: 長机(ながづくえ)を囲む人々が画面の左から右へとゆっくり映し出される。短髪で口元にひげを生やした男性が、手ぶりを交えながら話している。 壁掛けモニターの画面。アメリカ、カナダをはじめ9ヵ国の国旗が描かれた、イラストタッチの世界地図が表示されている。

テロップ: さつまいもの輸出を促進するコンソーシアム さつまいもの生産者や加工業者 マーケティング会社など8社が参加

ナレーション: さつまいもの生産者、加工業者、マーケティング会社など、8社が参加。連携して海外市場を開拓することで、さつまいも産業の育成を目指している。

映像説明: 黄色(きいろ)のTシャツを着て眼鏡をかけた男性が話している。

テロップ: さつまいもの輸出促進コンソーシアム 事務局 小平(こびら) グローカルビジネス事業部 渡辺 亮裕(わたなべ あきひろ) 部長

渡辺部長: 日本(にほん)の国内では、せ、生産者がですね、少子高齢化により、お、えーと、生産量がそんなに伸びない。 もっと違った売り方をしつつ、日本(にほん)のですね、生産者を、まあ、もっ、もっと支援できるんじゃないか…。

映像説明: 白のTシャツを着た男性が手ぶりを交えながら話をする。

テロップ: さつまいもの輸出促進コンソーシアム 海連(かいれん) 永井 漸(ながい ぜん) 専務

永井専務: 鹿児島、すごい田舎の会社だけど、あの、実は、あの、ニューヨークで(商品を)出してるんです、 LA(ロサンゼルス)で出してるんですって言ったら、やっぱり高校生とか驚くし…。

映像説明: 紺色のカーディガンを着た女性が話をしている。 壁掛けモニターの画面。「活動内容」という見出しで、「・芋を喰らう(くらう)会」という項目が書かれたプレゼンテーション資料が映し出されている。紺色のカーディガンを着た女性を含む数人の学生たちがさつまいも料理を囲んでポーズを取っている写真や揚げ物やスイーツなど数点のメニュー写真がある。 続いて「栽培」という見出しで、紺色のカーディガンを着た女性を含む3人の学生がさつまいも畑にいるスナップ写真が掲載されているプレゼンテーション資料が映し出される。

ナレーション: さつまいもに関心のある大学生もインターンとして参加。コンソーシアムは、商品開発やパッケージのデザインに若い感性を生かしながら、人材育成も行っていきたいという。

映像説明: モスグリーンの外壁の切り妻屋根の建物。外壁の高い位置に「さつまいも貯蔵庫」などと書かれた大きな看板があり、手前には白い外壁の事務所がある。画面左下の四角い枠に、九州南部の地図が表示される。宮崎県と隣接する鹿児島県が緑色(みどりいろ)で塗られ、中部に位置する鹿屋市が赤い星印で示されている。 白い外壁の事務所の出入り口の看板には、「さつまいもの里」、「南橋商事(みなみはししょうじ)」と書かれている。

ナレーション: こちらはコンソーシアムのメンバーの南橋商事(みなみはししょうじ)。

映像説明: 屋外のテントの下。地面から続くベルトコンベヤーが大量の土(つち)を載せて下から上へ流れている。コンベヤーの両側に立つ男性たちが、土(つち)の中から赤紫色のさつまいもを拾い出しては、根をちぎり取り、またコンベヤーに返す。左右にはオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナが積み上げられている。

ナレーション: さつまいもの生産、加工を行っているこの会社で、7年ほど前から海外への輸出を始めた。

映像説明: 青空の下に広がるさつまいも畑の前で、茶色の髪で口元とあごにひげを生やした男性がインタビューに答える。

テロップ: 南橋商事(みなみはししょうじ) 牧谷 滉平(まきたに こうへい) 統括部長

牧谷(まきたに)統括部長: 東南アジアのほう、タイとか、香港、台湾、が、多いと思います。

映像説明: 「日本のさつまいもの輸出動向」と題したグラフが表示される。左右に縦軸があり、左側にある縦軸の目盛りには0円から30億円までの金額が5億円刻みで記されていて、右側にある縦軸の目盛りには0kgから600kgまでの輸出量が100万kg刻みで記されていて、横軸には2014年から2023年までの年数が記されている。輸出量を示すオレンジ色(いろ)の縦棒は、2014年の100万kg超えから右肩上がりで増加し、2023年には600万kgに達している。輸出額を示す赤の折れ線グラフは、2014年の4億円程度が2020年には20億円に達し、以降も順調に伸びて、2023年は25億円を超えている。(出所:財務省貿易統計)

ナレーション: 日本のさつまいもの輸出量を見てみると、この10年で5倍近く増えている。

映像説明: 「さつまいもの輸出先国・地域(2023年)」と題した円グラフが表示される。円の大半が「アジア」を示すオレンジ色(いろ)で塗られ、割合が「98.54%」、金額が「26億4,362万円」と示されている。「その他」を示す黄色(きいろ)は、ほんの僅かで割合が「1.4%」、金額が「3,768万円」と示されている。「米国」を示すえんじ色(いろ)はさらに少なく、細い線のように見える。そこからえんじ色(いろ)の吹き出しが出ていて割合が「0.06%」、金額が「149万円」と示されている。(出所:財務省貿易統計)

ナレーション: その輸出先の98%は、生でさつまいもの輸出ができるアジア向けだ。しかし…。

映像説明: 青空の下に広がるさつまいも畑の前で、短髪で口元にひげを生やした男性がインタビューに答える。

テロップ: 南橋商事(みなみはししょうじ) 矢羽田 竜作(やはた りゅうさく) 社長

矢羽田社長: 一時期は、(生産量の)3割ぐらいは輸出してたんですけど、 今はやっぱり、タイとかは価格競争になってる部分もあって、あまり積極的には(輸出を)してないんですけど。

映像説明: 黒いビニールが張られた、さつまいも畑の畝の写真。さつまいもの葉のほとんどが茶色く枯れて、畝にへばりついている。 別の写真。畝に張られた黒いビニールから見える葉もつるも根元まで完全に枯れている。(写真提供:鹿児島県)

ナレーション: また、2018年末には、カビによる病害がはやり、貯蔵していたさつまいもの半分以上が腐ってしまうという事態に。

映像説明: さつまいもが入ったオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナのあいだで、グレーのTシャツを着て紺色の作業手袋をはめた男性が、さつまいもの根をむしっている手元。背後で、紺色のTシャツを着た男性がさつまいもが入ったオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナを移動しているのが見える。

ナレーション: そして、考えたのが…。

映像説明: きれいに洗われ、根も取られた赤紫色のさつまいもが、段ボール箱に半分ほど入っている。

テロップ: 南橋商事(みなみはししょうじ) 矢羽田 竜作 社長

矢羽田社長(声のみ): 腐る前に、ある程度焼いてしまって、冷凍したものを貯蔵して出荷すれば、すごくいいんじゃないかと思って。

映像説明: オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナのまま水につかったさつまいもを、青い水槽から引き上げている人の手元。

ナレーション: さつまいもコンソーシアムの協力を得ながら、冷凍焼き芋のアメリカ市場を開拓したい考えだ。

映像説明: 洗い上がったさつまいもが入ったメッシュコンテナが、たくさん並んでいる。さつまいもには、まだ根が付いている。 青空の下に広がるさつまいも畑の前で、矢羽田(やはた)社長がインタビューに答える。

テロップ: 南橋商事(みなみはししょうじ) 矢羽田 竜作 社長

矢羽田社長: (米国は)1回で動く(輸出)量が大きいので、 ぜひ、うちは、質のいいお芋を焼いて、出荷したいと思ってますね。

映像説明: 林立する高層ビルのあいだから、暮れなずむ夕空が見えている。

テロップ: 米国 ニューヨーク

ナレーション: 新たな市場として狙うアメリカ。

映像説明: 路面店が軒を連ねる歩道を、前髪を分けた髪型の男性とロングヘアーの女性が奥から手前へ歩いてきて、外壁がガラス張りになった店舗に入っていく。

テロップ: Bibble & Sip(ビブル アンド シップ)

ナレーション: コンソーシアムのメンバーの池澤さんと香川さんが売り込みに訪れたのは、ニューヨーク、マンハッタンのベーカリー。

映像説明: 店内。数点のさつまいもの試食品を載せた黒いテーブルを挟んで、前髪を分けた髪型の男性、ロングヘアーの女性と、黒いキャップをかぶった男性が座っている。女性が試食品を手で示しながら説明している。 皿に載ったさつまいもの試食品のアップ。傍らには、表紙に英語で「Sweet Potato(スイートポテト)」などと書かれたリーフレットのようなものも見える。

テロップ: さつまいもの輸出促進コンソーシアム 事務局 小平(こびら) グローカルビジネス事業部 香川 衿菜(かがわ えりな) 特命プロジェクトリーダー

香川特命プロジェクトリーダー・英語: こちらの日本のさつまいもは、「紅はるか」という品種です。 店まで届けることができます。

映像説明: 香川特命プロジェクトリーダーの隣に座る、前髪を分けた髪型の男性が説明を加える。

テロップ: さつまいもの輸出促進コンソーシアム RESOBOX(レゾボックス) 池澤 崇(いけざわ たかし) 社長

池澤社長・英語: 注文を受けてから、1~(から)2日で届けます。

映像説明: 香川特命プロジェクトリーダーと池澤社長の向かいに座る黒いキャップをかぶった男性が、皿の上の焼き芋を手に取り、1口ほおばる。

ナレーション: 早速、食べてもらったところ…。

映像説明: 試食を終えた黒いキャップをかぶった男性がインタビューに答える。

テロップ: Bibble & Sip(ビブル アンド シップ) オーナー ギャリー・チャン さん

チャンさん・英語: このさつまいもは、とても甘く、蜂蜜のような、とてもいい香りがします。 そして、風味が長く残ります。 食感も、とても柔らかく、皮も繊細で、すごくおいしい。

映像説明: 香川特命プロジェクトリーダー、池澤社長、チャンさんが、さつまいもの試食品を前にして話している。 細長い白のトレーに、薄黄色(うすきいろ)や薄いグレーのクリームがトッピングされたボール状の焼き菓子が並んでいる縦長の映像。トレーの前に置かれた英語のプライスカードには、商品名や価格とともに英語で「Beni‐Haruka Sweet Potato(ベニハルカ スイートポテト)」などと書かれている。

ナレーション: 商談後、すぐに共同で商品開発を始め、2ヵ月後には新商品の販売が始まった。

映像説明: 古い建物の一部を改装した、大きなショーウインドーがある店舗。前の舗道に1つだけ設けられているテラス席には、2人の女性客が座っている。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): 米国で新たな市場開拓 さつまいもケーキで勝負!

テロップ: 米国 ニューヨーク

映像説明: ちゅう房。黒のエプロンと衛生キャップを身につけた女性スタッフが、直径50cmほどの大きなボウルにはいった黄色いペーストを泡だて器で混ぜている。 女性スタッフが、白っぽいケーキ種(ケーキだね)が入った焼き型を、業務用オーブンへ運び、天パン(てんパン)に並べる。

テロップ: AnnTremet Cake(アントレメット ケーキ)

ナレーション: こうした売り込みを受け、実際に日本のさつまいもを使ったケーキを販売しているのが、こちら。

映像説明: 白い正方形のプレートの中央に、厚さ3cmほどのスポンジケーキの台。その上に白や薄黄色(うすきいろ)のクリームが載っている。さらに、青い衛生手袋をはめた手が、大きな絞り袋に入った茶色のペーストをケーキの上にたっぷりと絞り出していく。

テロップ: 紅はるかのペースト

ナレーション: 使っているのは、蒸した紅はるかのペーストだ。

映像説明: 作業台のあるスペース。ケーキにクリームを塗っている男性スタッフの隣で、髪を1つにまとめ、白いコックコートを着た女性がインタビューに答える。

テロップ: AnnTremet Cake(アントレメット ケーキ) オーナー アナベル・リー さん

リーさん・英語: 私たちはチームで、ケーキはデザイナーと一緒に考えています。

映像説明: 火を通したさつまいもの表面を、バーナーで焼いている。半分に縦割りされた薄黄色(うすきいろ)の表面に、茶色い焼き色(やきいろ)が付いていく。 白いクリームと茶色のペーストでデコレーションしたシンプルなホールケーキに、こんがりと表面を焼いたさつまいもをトッピングする手元。カタカナの「ハ」の字を逆さにした形に芋を置いたあと、完成したケーキをカメラへ向ける。

ナレーション: こだわりは、紅はるかのペーストと焼き芋の両方を使うことだという。

リーさん・英語(声のみ): 食感(しょっかん)の違いを出すことが重要だと思います。

映像説明: こんがりと表面を焼いたさつまいもをトッピングし、完成したケーキにナイフを入れ、1カット取り出す手元。 2枚の白い皿に1カットずつケーキが載せられている。3層のスポンジケーキのあいだに、白と茶色、2色のクリームがたっぷり挟まれている。 店内の若草色(わかくさいろ)のベンチシートに座ったリーさんがインタビューに答える。

テロップ: AnnTremet Cake(アントレメット ケーキ) オーナー アナベル・リー さん

リーさん・英語: ペーストのなめらかさと、焼き芋そのものの食感(しょっかん)が楽しめます。

映像説明: 若草色(わかくさいろ)のベンチシートの席で、サングラスを頭に乗せた女性と、タンクトップを着た女性の2人が、紅はるかのケーキを食べている。

ナレーション: こだわり抜いたさつまいもケーキを食べた客の反応は…。

映像説明: 若草色(わかくさいろ)のベンチシートの席で、サングラスを頭に乗せた女性と、タンクトップを着た女性の2人がコメントする。

サングラスを頭に乗せた女性・英語: 食感(しょっかん)がすごくよくて、甘すぎず、風味もとても豊か。

タンクトップを着た女性・英語: さつまいもが、こんなにケーキに合うとは思わなかった。

映像説明: 木目調のテーブルの上に置かれたアルミホイルに包まれた3本の焼き芋。1本は半分に割られていて黄色い断面が見えている。 ビブル アンド シップの店内。池澤社長、香川特命プロジェクトリーダー、チャンさんが話している。茶色いさつまいものペーストの真空パックを手に取るチャンさんに、向かいに座る池澤社長が説明をしている。

サイドテロップ(画面右上に常時表示): 日本産(にほんさん)さつまいもをNY(ニューヨーク)へ 地域の連携と企業の挑戦

ナレーション: これからも市場拡大が期待される、日本のさつまいも。コンソーシアムでマーケティングを担当しているニューヨーク在住の池澤さんは…。

映像説明: アントレメットケーキの店内。若草色(わかくさいろ)のベンチシートで、池澤社長がインタビューに答える。 白いクリームと茶色のペーストでデコレーションしたシンプルなホールケーキに、こんがりと表面を焼いたさつまいもがトッピングされている。 プラスチックカップにコーンフレークとアイスクリームを盛りつけ、上にたっぷりとさつまいものペーストを絞った、ハローヤム!の2種類のパフェ。

テロップ: さつまいもの輸出促進コンソーシアム RESOBOX(レゾボックス) 池澤 崇 社長

池澤社長: アメリカ市場にある、今ある、スイートポテトと、どういうふうに違うのかっていうところを紹介しつつですね。 (日本のさつまいもが)一体どのような特徴を持ってるかというのを、よりですね、細かく、えー、分析をして、 プロモーションをしていければなというふうに思ってます。

映像説明: さつまいもの出荷場のような場所。ベルトコンベヤーで流れてきたさつまいもは、1本1本自動的に規格ごとに振り分けられ、それを黒いTシャツを着た男性スタッフがオレンジ色(いろ)のメッシュコンテナへ仕分けしていく。 オレンジ色(いろ)のメッシュコンテナが積み上げられた作業場。数人のスタッフが、さつまいもを段ボール箱に詰めている。手前には、箱詰めが完了した段ボール箱が大量に積まれている。

ナレーション: 地域の企業が連携して、はるか海の向こうへ、さつまいもを届ける。

映像説明: ジャパンフェスの会場。サングラスをかけた女性と、ピンクのTシャツを着た女性がアヤムラサキのトッピングがあるアイスクリームを分け合って食べている。 アヤムラサキのトッピングがあるアイスクリームを手にした男の子が、さつまいものペーストをスプーンですくって口へ運ぶ。 ハローヤム!のテント。青いキャップをかぶった女性スタッフが、アイスクリームの上に絞り器でアヤムラサキのペーストをトッピングしている。 青いキャップをかぶった女性スタッフが、黒のキャップをかぶり、メガネをかけた男性客に、アヤムラサキのトッピングがあるアイスクリームを手渡す様子。

ナレーション: ニューヨーカーのおやつには、日本のさつまいもが欠かせないと言われる日を目指して…。アメリカ市場への挑戦は始まったばかりだ。

映像説明: 水色のグラデーション背景画。画面の右側で地球の陸地部分だけが点描され、中が空洞になった地球儀のグラフィックイメージが回転している。

番組DVDのご提供(有料)について
当サイトでオンデマンド配信中の番組を有料でご提供いたします。(一部、提供対象外のものがございます。予めご了承ください。)ご希望の方は広報課 映像メディア班(E-mail:PLG-TV@jetro.go.jp、Tel:03-3582-5219)までご連絡ください。
なお、著作権法で定められた例外の場合を除き、番組映像を複製することや不特定の人(外部者)に視聴させることはできません。
リンクバナーについて
banner

「世界は今」のリンクバナーを用意しておりますので、ご利用ください。
なお、利用に関するルールについては、当ウェブサイト「利用規約」をご参照ください。

動画視聴推奨環境について
Microsoft Edge、Internet Explorer 11、Google Chrome、Firefoxでご利用いただけます。
Mac OS Xをご利用の場合は、Yosemite以降のバージョンで視聴いただけます。
番組は、YouTubeでも配信しておりますので、「世界は今-JETRO Global Eye」公式チャンネル外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますもあわせてご利用ください。
ご利用にあたって
会社・学校等からご覧のお客様は、ブラウザのセキュリティ設定などによりご覧いただけない場合があります。その場合は社内のネットワーク管理者にお問い合わせください。
動画の視聴について
本ページに掲載している動画は、都合により削除されることがあります。

次回の番組

6月19日(予定)
テーマ:ウズベキスタンの日本人 ともに育む新しい価値

関連情報

ご質問・お問い合わせ

ジェトロ広報課 映像メディア班
Tel:03-3582-5219
E-mail:PLG-TV@jetro.go.jp

または最寄のジェトロまで、ご連絡ください。